実りの秋ということで10月は青森の味覚を送ってもらって郷土料理を作りました。
これを開催するにあたって事前に載せるにはあまりにいろんな要素が自分にあったので、その想いを整理してみようと思います。
1、出身が平川市
津軽地方の田んぼ、畑、りんご畑の中でのびのび育ちました。リンゴ、米、味噌、漬物、梅干し、干し餅、干し柿、塩蔵保存、、、
共働きの両親のため、近くにいた祖母に面倒をみてもらっていたので手伝ったり、横で見てたりしました。
でも若い頃はその生活は退屈で、もっといろんなものを見たいと大学進学とともに飛び出し、海外にばかり目を向けていました。
2、「森のイスキア」佐藤初女さんとの出会い
高校の頃、図書館司書さんに頂いたチケットでガイアシンフォニーの映画を見ました。その時に知った佐藤初女さん。自分の幼少期は貴重な経験だったのかもしれない、と思うようになります。
東京にきて、飲食店に勤め、フードコーディネーターになって再び、佐藤初女さんに出会います。
しかもご縁があって、「森のイスキア」最後の訪問者として嶽の「森のイスキア」に滞在することになります。
この年が最後に翌年、初女さんは永眠されます。
『森のイスキアに泊まる』まず、人生でいろんな節目はあるのだと思うのですが、この機会は間違いなく私には節目でした。佐藤初女さんは青森の弘前出身です。
上記のことはとても不思議で縁が深い気持ちになりました。
海外にばかり目を向けていた自分が本当に郷土の青森を振り返り始めた2015年。
あっとい間に2021年で6年経ちました。
3、母との青森郷土料理の会、共同開催。
特別企画 3/31(土)青森郷土料理の会 開催いたしました!
母親を巻き込んで、材料を抱えて上京してもらって開催していたのですが、
毎回すごく楽しくて、母親もとても大変だ、と口では言いながらとても満足げでした。
2019年が私のフードコーディネーターの仕事もかなり充実してしまい、事前準備の打ち合わせが大変なこの会は後回しになっていて、
残念ながら開催しなかったのですが、2020年年始からまさかのコロナ禍に突入。
空白の1年が訪れます。
4、津軽あかつきの会著 津軽伝承料理 柴田書店刊行
こちらを同郷の友人に教えてもらい、洗練された内容に再び感動しました。
洗練された中身、見やすさ、歴史のまとめ方、レシピ内容の誠実さ。
読んで驚きました。
そうだよ、私が食べていた内容は、こんなに素敵なものだったじゃん、珍しいからみんなに食べてもらいたい。
と今年の10月に開催することを再び決意して開催したのでした。
この本の中身もそうですが、うちではこのレシピだった、と中身は変わっているのですが、
それでも誠実に自分の食べてきたものをレシピに起こして、このようなメニューにしました。
・つぶとねまがりだけの煮しめ
・塩クジラとなすの味噌炒め
・菊とさもだしのなんば漬
・菊のくるみ味噌和え
・大根と身欠きニシンの358漬
・人参の子和え
・しそしぐれ
・大鰐もやしの豚汁
・晴天の霹靂 おにぎり 筋子、たらこ
・紅玉の蒸し煮
でした。
材料はほぼ青森から直送してもらい、菊は夜中にはじいて茹でて下ごしらえしたり、楽しく準備させて頂きました。
また開催される時は是非よろしくお願いいたします。