最近、青森での撮影があり、ロケ先で出会う魚介の豊かさに毎回刺激を受けています。
市場で並ぶ新鮮な白身魚や貝類を眺めていると、料理のイメージがどんどん膨らんでいきます。
その空気を思い出しながら今回仕上げたのが、「アクアパッツァ」。
青森の市場で見かけたような透明感のある魚を使い、貝の旨みとトマトの酸味を重ねた、シンプルながら奥行きのある一皿です。
アクアパッツァは素材の良さがそのまま味に出る料理。
撮影現場では、魚の火入れ加減やスープの濁り、貝の開き方や彩りまで、ほんの少しの違いが“絵の強さ”に直結します。
青森でのロケでも、限られた時間の中で美しく仕上げていく場面が多く、あらためて現場対応力が求められる仕事だと感じました。
その土地の食材が持つ魅力をどう引き出し、どう伝えるか。
これからも、現地で得たインスピレーションや経験を活かしながら、撮影現場に寄り添った料理づくりとスタイリングを続けていきたいと思います。